こんにちは!コータローです!
あなたは、自分の事業もしくは勤めている会社の
「ビジネスモデルを説明してください」と言われて説明できますか?
おそらくほとんどの人ができないと思います。(もちろん僕もできません)
そもそもビジネスモデルがどういったものなのかわからない人もいるかと思います。
今回は、あなたの頭の中にある新規事業をビジネスモデルとして図式化してみましょう。
今回も竹花貴騎さんのライブのアウトプットになります!
いくつもの事業を成し遂げてきた竹花さんが
これが一番簡単な事業の作り方!
とおっしゃっていたのでしっかりインプットしてBMCを作成できるようにしましょう!
こちらの動画はUR-UアプリのMUP経営コンサル学科 【第三期WEEK14】から見ることができます
まだUR-Uを知らない・体験していない方はこちらからどうぞ!
この記事に書いてあること
❶ ビジネスモデルキャンバスとはなにか
❷ ビジネスモデルキャンバスの作成方法
❸ 実例に基づいたビジネスモデルの紹介
この記事を読むと…
❶ ビジネスモデルを理解することができる
❷ ビジネスモデルを図式化して説明できる
❸ 新規事業のビジネスモデルを作成することができる
この記事を書いた人
コータロー:25歳 福岡県出身。
大学まで福岡県在住→卒業後プログラミングを学ぶためバンガロールへ半年ほど留学→現在は都内IT企業でシステムエンジニアとして働く。
いろんな企業のビジネスモデルキャンバス(BMC)を書いている。
2020年7月よりMUP🐇(現UR-U)入学|2021年1月よりリベ大🐧
instagram:@kotaro_bmc
ビジネスモデルキャンバス(BMC)とはなにか
ビジネスモデルキャンバス(Business Model Canvas)とはなんだと思いますか?
簡単に言いますと、あなたの考えているビジネスモデルの図式化になります。
BMCに書き起こすことで、「自分の頭の中を明確にし、具現化すること」ができます。
イノベーションを起こすために必要な思考法
これからの時代、イノベーションだけがあなたの武器になります。
イノベーションは大企業よりもベンチャーから生まれやすいのです。
例えば「コンビニを活用した新ビジネスを考えてください」と言われたらどこのコンビニを思い浮かべますか?
普通の人はセブンイレブン・ファミリーマート・ローソンなどを想像するでしょう。
しかし、伊藤忠商事の場合は子会社であるファミリーマートしか選択肢がありません。
このように大企業ほどいろいろな制約があるのです。
逆に言えば、中小企業・個人事業主であるほど自由に、スピード感を持って何度でもチャレンジできると言う利点があります。
失敗と成功を繰り返していくことで、気づいたら大きな成果が出ているでしょう。
ビジネスモデルキャンバス(BMC)の作成方法
ビジネスモデルを考える際に多くの人が
顧客はどんな人?
何がその人にとっての価値になるの?
どうやって広める?
いくら儲かる?
このようなことから考えてしまい、なかなかまとまりのあるビジネスモデルが作れません。
こういった思考を持つのは間違いではないのですが、ビジネスモデルを作るという点ではめちゃくちゃ難しいと思います。
考える際には、このビジネスが世の中にニーズがあるのかを調べる必要があります。
「ニーズが生まれる」というのは「何かに不を持つ」ということです。
そのため、ビジネスモデルキャンバスを作成するには世の中の「不」を見つけましょう。
世の中の「不」を見つけるためのフレームワーク
ビジネスモデルキャンバスを作成するにあたってまずは世の中にある「不」を見つけ出しましょう。
ニーズが生まれる = 何かに不を持つ ことなのです。
〇〇があったら絶対ビジネスになるね ではなく
〇〇があってそれに対して不を持っている人がいるからこれを改善したらビジネスになるね
これが正しいビジネスモデルの考え方と言えます。
ではどのように「不」をみつけるのか?
画像の世の中の不をみつけるフレームワークに当てはめて書き出してみましょう。
フレームワークを作成する手順はこの順番で行いましょう!
世の中の不を見つける方法
- 生活上での不、仕事上での不、それぞれを洗い出す
- 「〇〇って不便だよね〜」と聞いてまわり、その不に共感する人数を記録
- 共感人数が多い不に対して、その不に共感した人の特徴を書き出しましょう
竹花さんはこのように世の中の「不」を見つけてフレームワークに当てはめていました。
この中で、特に共感する人が多そうな「満員電車」に対して後ほど実際に行われたサービスのビジネスモデルキャンバスを紹介していきます。
その前にビジネスモデルキャンバスについての説明を簡単にしていきます。
ビジネスモデルキャンバスの考え方
ビジネスモデルキャンバス(BMC)は顧客側の活動と企業側の活動に分かれています。
それぞれの場所にどのようなことを当てはめるのかはこのようになっています。
- 顧客セグメント・・・顧客は誰か?
- 価値提案・・・顧客への提供価値
- チャネル・・・サービスの届け方
- 顧客との関係・・・顧客との関係構築方法
- 収益の流れ・・・どう収益化するのか
- リソース・・・価値提供のリソース
- 主要活動・・・価値提供のアクションプラン
- パートナー・・・主要パートナー
- コスト構造・・・価値提供にかかるコスト
YuGa×ネスカフェのBMC
2019年にケイエム観光バスとネスレ日本は、プレミアムな豪華バス「YuGa(ユーガ)」でゆったり通勤しながら、車内で「ネスカフェ エクセラ」を提供するサービスを期間限定で行いました。
豪華なバスとコーヒーで朝の至福の時間を提案することにより、「満員電車で通勤する人たちの1日の始まりを応援するもの」をコンセプトに実施されました。
先ほど、世の中の不を見つける際に、満員電車という不に共感する人が多いと感じたので、満員電車という不を解決するためにこのサービスをビジネスモデルキャンバスに落とし込むとこのようになります。
ビジネスモデルキャンバスに顧客側の活動・企業側の活動それぞれを記述することができたら以下の質問に答えることができるようになります。
- 顧客はどんな人?・・・CS
- 何が顧客の価値になるの?・・・VP
- どうやってそれを広げていくの?・・・CH
- どうやって顧客にリピートさせるの?・・・CR
- どういった収益があるの?・・・RS
- 自社のなにを使ってそれを提供するの?・・・KR
- どういう風に進めるの?・・・KA
- 誰と一緒にやるの?・・・KP
- いくらかかるの?毎月の運営費は?・・・C$
赤字・・・顧客側の活動
青字・・・企業側の活動
頭の中だけで考えているよりも、BMCに落とし込むことでビジネスモデルとしてまとまりがでました。
これらが説明をできることで、実際に投資家と話ができるようになり、事業としてもパートナーとの話ができるようになります。
ビジネスモデルキャンバスに落とし込むことで再現性のある話となり、ビジネスとして成り立つのかを深く考えられることができます。
もしあなたが現在事業を営んでいる、もしくはやりたいビジネスがあるのであれば、まずは世の中の不を洗い出し、実際にビジネスモデルキャンバスに落とし込んで上記の質問に答えられることができるようになりましょう。
まとめ
ビジネスモデルキャンバスを用いて新規事業のビジネスモデルを作成する・説明できることについてご理解いただけましたでしょうか?
ぜひこの記事を読み終わったらあなたもひとつビジネスモデルキャンバスを書いてみましょう!
UR-Uでは、このほかにも実践的で明日から使える知識を学ぶことができます。
今日と同じ明日を過ごして気づいたら一年が終わるそんな毎日が嫌だと感じるならぜひ一歩踏み出してみてください。
UR-Uでインプットとアウトプットを繰り返し、よりよい人生を歩めるように共に頑張っていきましょう!
【キーワード】
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