MEO対策をやりたいんですが、具体的になにをすればいいですか?
MEO対策で集客できるようになりたいという目標を持っています。
こんなお悩みを解決します。
この記事の内容
- MEO対策で集客することは可能なのか?
- MEO対策から集客できる仕組みを理解しよう
- MEO対策のロードマップ①~⑤
MEO対策で集客をすることは可能なのか?
結論からいうと、MEO対策で集客することは可能です。
実際にMEO対策で集客を行っている店舗の事例をご紹介しつつ、MEO対策の特徴をご説明していきます。
MEO対策で集客できている店舗の特徴とは?
MEO対策で集客に成功している店舗には、共通の特徴があります。
ここでは、そうした特徴を紹介します。
店舗情報の提供を徹底している
MEO対策において最も重要なのは、店舗の情報をGoogleに提供することです。
店舗名、住所や営業時間、店舗の写真など、店舗に関する詳細な情報を提供することで、検索エンジンがその店舗を正確に把握し、検索結果に表示するようになります。
成功している店舗は、店舗に関する情報提供を徹底しており、検索エンジンに正確に認識されるようにしています。
キーワード選定が適切である
MEO対策においても、キーワード選定は非常に重要です。
店舗に特化したキーワードを選定し、それらを適切に配置することで、検索エンジンからの評価を高めることができます。
成功している店舗は、適切なキーワードを選定し、しっかりとキーワード対策していることが多いです。
レビュー数・評価が高い
MEO対策において、レビュー数・評価は非常に重要な指標となります。
レビュー数が多く、評価が高い店舗は、検索結果に優先的に表示されるようになります
これからMEO対策で集客をできるようになりたいという人は、何が正しい対策方法なのかを理解するべきです。
この記事を書いた目的も、個人の方でも正しい方法で対策ができるサポートをしたかったからです。
次はMEO対策の仕組みについてご紹介していきます。
MEO対策について理解しておこう
MEO対策の仕組みについて理解しておきましょう。
「すでに知っているよ!」という方は、読み飛ばしていただいてOKです。
MEO対策とは何か
MEOというのはMap Engine Optimization の頭文字から取った言葉になります。
そして、「MEO対策」とは、地域密着型の店舗やサービスをGoogle Mapを通じて認知してもらうための施策のことです。
具体的には、Googleマップやキーワード検索結果の上位表示を目指し、地域住民や周辺エリアのユーザーに向けた情報を提供することが目的となります。
MEO対策の重要性
MEO対策は、地域店舗への集客やブランディングに有効な手段となります。
近年では、スマートフォンの普及により、ユーザーが検索する際に「近くの○○」「地名+カテゴリ(美容室、カフェ、エステ etc...)」というキーワードでの検索が増えており、MEO対策はますます重要になっています。
Google検索の結果には、Googleマップ(MEO)とGoogle検索の「SEO」などがあります。
Googleマップは、地図上にビジネスの情報を表示することができ、SEOは、検索結果ページの上部に表示される記事などの情報です。
MEO対策をはじめる前の準備
キーワードの選定
MEO対策のために、まずはターゲットとするキーワードを選定する必要があります。
キーワード選定のポイントは、自分の店舗やサービスに関連するものであること、競合が少なく自社の強みが出せるものであること、地域性を反映したものであることです。
また、Googleの検索やGoogle キーワードプランナーなどのツールを活用することで、検索ボリュームの多いキーワードを選定することができます。
キーワードを選ぶ際に、多く検索されているキーワード(ビックワード)ではなくロングテールキーワードを選択しましょう。
地域の選定
MEO対策では、自社が事業を展開している地域を明確にすることが重要です。
自社がどの地域に対してサービスを提供しているかを明確にし、その地域に関連するキーワードを選定しましょう。
また、Googleマップで表示される地域にも注目して、自社がどのエリアに対してMEO対策を行うべきかを決定しましょう。
Googleビジネスプロフィールの作成
MEO対策をはじめるためには、自社の店舗やサービスに関する情報を掲載したGoogleビジネスプロフィールの作成が必要です。
まずは、Googleビジネスプロフィールに情報を充実させましょう。
主に記載する情報としては、店舗名、住所や電話番号などの基本情報、営業時間やサービス内容などの詳細情報、写真や動画などのコンテンツを掲載しましょう。
MEO対策のロードマップ①【Googleビジネスプロフィール編】
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)とは、Googleが提供するビジネス向けの無料サービスです。
Googleビジネスプロフィールに登録することで、Google検索やGoogleマップでビジネス情報が表示されるようになります。
Googleビジネスプロフィールの登録方法
Googleビジネスプロフィールに登録するには、Googleアカウントが必要です。
Googleアカウントを持っていない場合は、新規に作成する必要があります。
ここでは普段使用している個人のアカウントを持っていても店舗専用のGoogleアカウントを作成することをおすすめします。
理由としては、顧客からいただいた口コミを返信する際に返信者の名前が個人名になることを避けるためです。
「オーナーからの返信」というラベルが付きますが、わかりやすく店舗名にしておくことでアカウントが共有できるので運用としてもやりやすくなります。
その後、Googleビジネスプロフィールの登録画面からビジネス情報を入力し、登録が完了したらビジネス情報を確認することができます。
Googleビジネスプロフィールの活用方法
Googleビジネスプロフィールを活用するためには、以下のポイントに注意する必要があります。
正確なビジネス情報の登録
ビジネス情報を正確に登録することが重要です。
住所や電話番号などの情報は、誤っているとユーザーに混乱を招く可能性があります。
特にNAPに関しては1文字も間違わずに登録しましょう。
NAPとは?
Name:お店の名前
Address:お店の住所(数字の半角・全角も統一しましょう)
Phone:お店の電話番号
ビジネスのカテゴリー設定
ビジネスのカテゴリーを正確に設定することで、検索結果での表示順位が上がる可能性があります。
また、カテゴリー設定によって、検索されるキーワードを指定することができます。
あなたのお店にに当てはまるカテゴリーを多くても5つまでにしておくことをおすすめします。
口コミの管理
Googleビジネスプロフィールには、口コミ機能があります。
口コミに対して、返信をすることでユーザーとのコミュニケーションを図ることができます。
また、口コミに対する返信があると、Googleからの信頼性が高まります。
理由としては、しっかり顧客対応がされているという店舗であるという認識をされるためです。
以上のように、Googleビジネスプロフィールを正しく活用することで、ビジネス情報を正確に表示し、ユーザーとの信頼関係を築くことができます。
MEO対策のロードマップ②【内部施策編】
ここから具体的な、MEO対策の方法を解説していきます。
まず検索結果で自分のお店をを上位表示にしていくためには、
- Googleビジネスプロフィールの「内部施策」
- 掲載リンク数を増やす「外部施策」
の両方を行う必要があります。「内部施策」から解説していきます。
高評価レビューを獲得する
まずは、あなたのお店で色んな口コミ、良い口コミをいただくことが重要です。
グーグルマップを見ると口コミが書いてあります。あれが良い評価であることが重要です。
レビューを獲得するためには、まずは来店してもらった顧客に積極的にレビューを書いてもらうように促すことが大切です。
例えば、商品やサービスを提供した際に、レビューを書いてもらうように呼びかけてみましょう。
実際によくある例は、カフェなどでは「ドリンク一杯サービス」や「100円割引」、美容室などであれば「トリートメント無料」などで顧客がレビューを書くことでメリットがある施策を行いましょう。
それだけではなく、口コミに対してしっかり返信をしているかこれも大きな要素になってきます。
よくあるマズいパターンは、口コミが欲しくて、偽物のレビューや不正行為は行うことです。
こういったことが発覚すると、検索順位が下がってしまう恐れがあるので注意しましょう。
定期的な情報発信
2つ目の内部施策は「定期的な情報発信」です。
実際にグーグルマップにお店を登録すると、Googleビジネスプロフィール上に「最新情報」という投稿機能が付いてきます。
この投稿機能も重要です。
投稿する写真のクオリティなどもちろん重要ですが、1番重要なのは、Googleに対して
「私のお店はまだ営業してるよ!」
っていうことをアピールするのに重要です。
みなさん経験あると思うんですが、グーグルマップで検索して、実際に行ってみたらお店が閉店していたとか結構ある話なんですよね。
そういったもの(ユーザーの不利益)をGoogleはめちゃめちゃ嫌うので
「私のお店は今も営業してるよ!」
ということをアピールするために「口コミへの返信」や、「定期的な投稿」が重要になってきます。
投稿頻度としては、週に1回なんでもいいので情報更新をしていくことが重要です。
MEO対策のロードマップ③【外部施策編】
次に「外部施策」について解説していきます。
ここから、ちょっと「IT」っぽいことを言っていきますが内容自体は難しくないのでついてきてください。
「外部施策」は大きく3つあります。それぞれ解説していきます。
Googleからの信頼度を上げる
例えば皆さん地元の有名なパン屋ってどうやって有名になったかって言うと
地元の主婦たちが口コミで「あのパン屋おいしいよ!」って口コミでパン屋を言って有名になっていますよね。
それがオフラインでの知名度の広がり方になります。
それがオンラインだったらどうなるかっていうことなんですが、Googleが「ここって有名だよね」って判断する基準は、色んなサイトがそのお店のホームページのリンクを「被リンク(紹介)」してることです。
簡単に言えば、いろんなブロガーやメディアに紹介されていることです。
こうすることで近所のおばちゃんみたいに「ここのホームページでこのお店のことを話してる!」とGoogleが認識します。
じゃあ「この店いろんな被リンクがあるから有名なんだろうな」ってグーグルからの信頼が上がり上位表示に持ってくれるっていうことですが、ここで重要なのは「被リンク元」になります。
この「被リンク元」がパン屋のランキングサイトとかで被リンクされてることは良い効果ですが、
例えばこれが関係のないアダルトサイトとかそこら辺のよくわかんない被リンク用のメディアってあるんですが、
こういうものに「被リンク」されてても全くGoogleはこのパン屋さんが有名だということを認識してくれません。
なので、被リンクされるメディアのカテゴリというのも重要なので注意してください。
WEB上で店名や住所等の掲載を増やす
被リンクをされなくても、SNSなどにNAPを投稿してもらうことで同様の効果をもたらします。
・Name(お店の名前)
・Address(お店の住所)
・Phone number(お店の電話番号)
お店の名前と住所と電話番号が記載されることで被リンクと同じ効果が得られます。
例えば、インスタグラムってURL貼れないので、
友達に私のお店をインスタに投稿してねって言った時に
・名前が載っているか?
・住所が載っているか?
・電話番号も載っているか?
このNAPがあることで被リンクされていなくてもグーグルが文字を読み込んで(クローリング)実際にこのお店のこと言ってんだなって
近所のおばちゃんの口コミみたいに有名だなっていうことを認識してくれるという仕組みです。
注意点としては、Googleビジネスプロフィールに登録したものと一文字も違わずに掲載してもらうということです。
投稿してもらう際には、数字の半角・全角も間違わずに投稿してもらえるように注意しましょう!
WEBサイトの滞在時間を上げる
もし、パン屋を探してるのに中華料理屋のホームページに飛ばされたらすぐ離脱しちゃいませんか?
そうするとGoogleは同じキーワードで検索した人に対して、
「このホームページを出しても興味がないんだな、じゃあ順位下げよ」
ってなる仕組みになっています。
そうではなく、ウェブサイトにアクセスをして実際にその滞在時間が長ければ、
「このキーワードで検索した人がこのホームページに飛んだ時に長く滞在している」
であれば、これはマッチした検索結果を出せてるからもっと上位表示にしてあげようとなる仕組みです。
おまけ:MEO対策におけるSNSの重要性
実際にSNSというものはGoogleマップの上位表示には重要になってきます。
例えばインスタをフォローしてる人達って、お店に既に興味があるもしくは行ったことがある人たちですよね?
そこのインスタグラムからお店のホームページに飛ばすと必然的にサイトの滞在時間というものは長くなる仕組みです。
こういうもので、実際にSNSからのSEOとかMEO効果の評価ってあまりないって言われてるんですけども、この滞在時間であったりとかアクセス数に対しての評価というものはもちろんありますので、こういった運用というものも実際は大きく変わってきます。
MEO対策のロードマップ④【キーワード分析編】
ここまで「内部施策」「外部施策」をを解説してきました。
じゃあこれをやれば上位表示されるのか?その通りです。
上位表示されますが、実際に次のことをやっていかないと効果が出ずらいです。
エリア分析
例えば、お店が渋谷の代官山にあるとして、
「代官山でMEO対策しよう!」
とカテゴリーを調べて、「渋谷 カフェ」などのキーワードがよく検索されているから
「渋谷 カフェ」で上位表示出れば集客できると思いますよね?
「渋谷 カフェ」のキーワードで上位表示獲得したと仮定しましょう。
渋谷駅に降りた人が「近くにカフェないかな?」って検索して探して、「渋谷 カフェ」で代官山のお店が検索結果が出てきました。
渋谷駅から1㎞ほど離れている代官山まで、わざわざタクシーに乗って行きますか?
ほとんどの人が行かないですよね。
それと同じように、しっかりと対策をする前に「どのエリア」で上位表示をされるかの分析が重要になります。
エリアも広いエリア(〇〇区・〇〇市など)よりも比較的狭いエリア(代官山・表参道など)で対策する方がよりユーザーの検索意図に合致しているためユーザーも「近くだからお店に行ってみよう!」と即時集客につながります。
これを怠ってしまうとせっかくのMEO対策が空振りになってしまうという結果になります。
競合の分析
エリア分析は、特定のエリアで「このキーワードが何回検索されているのか?」を分析して対策をする必要があります。
ただ、エリア分析だけをやっていても上位表示はそう簡単ではありません。
そのエリアにはあなたのお店の競合が複数あるかと思います。
MEO集客をするためには競合がどんなキーワードで対策をしているかを分析する必要があります。
その競合が同じキーワードでひしめき合っている中に自分のお店も同じキーワードで対策を行っていては負け戦に巻き込まれるだけです。
例えば
・「カフェ 表参道」(検索回数:3万回/月)
・「おしゃれ カフェ 表参道」(検索回数:1万回/月)
この2つのキーワードどちらで対策するとより効果が高いと思いますか?
多くの方は検索回数の数字だけを見て「カフェ 表参道」で対策をおこなおうとすると思います。
ここで考えてほしいのですが、
検索回数が多いキーワードは、自然と競合が多いキーワードになります。
例えば「カフェ 表参道」というキーワードは既に競合が何社も対策を行っています。
1万回しか検索されてない「おしゃれ カフェ 表参道」は競合はどこも対策をしていない。
じゃあ最終的に「おしゃれ カフェ 表参道」のキーワードで対策しようと考えるべきです。
簡単に言うとイメージでキーワードを決めていかないといけないです。
これをミスってしまうと競合が多いところとかや、エリアが違う集客につながらないキーワードを選んでしまうなど、全く集客につながらないということになります。
MEO対策のロードマップ⑤【効果の分析編】
これまでご説明をしたMEO対策をある程度の期間(1~2か月)おこなったら効果もしっかりと分析しましょう。
MEO対策の効果とホームページの分析することは、改善点を把握するために非常に重要です。
具体的にどのような成果があるのかを把握することで、自社のサイトやGoogleビジネスプロフィールの情報を適切に改善することができます。
成果の分析方法
MEO対策の成果を分析する方法はいくつかありますが、Googleアナリティクスを使って分析する方法が一般的です。
Googleアナリティクスは無料で利用でき、Webサイトのトラフィックを分析することができます。
Googleアナリティクスには、サイト訪問者の居住地、アクセスデバイス、訪問時間などの情報が含まれています。
これらの情報を利用して、MEO対策の成果を把握することができます。
Googleアナリティクスの使い方
Googleアナリティクスは比較的簡単に使いこなすことができます。
まず、Googleアナリティクスのアカウントを作成し、Webサイトにトラッキングコードを設定する必要があります。
トラッキングコードを設定することで、Googleアナリティクスでトラフィックの情報を確認できるようになります。
Googleアナリティクスの主な機能としては、トラフィックの分析、コンバージョンの分析、カスタムレポートの作成、アドバンスドセグメンテーションなどがあります。これらの機能を使いこなすことで、MEO対策の成果を把握することができます。
成果を最大化するための分析
MEO対策の成果を最大化するためには、Googleアナリティクスを使った分析が非常に重要です。
具体的にどのような改善点があるのかを把握し、その改善点に向けて施策を実施することが必要です。
たとえば、アクセスデバイスがスマートフォンである場合には、モバイル対応サイトの充実が必要です。
また、サイト訪問者の居住地に合わせた情報の提供や、ローカルページの作成などが必要になる場合もあります。
成果を最大化するためには、Googleアナリティクスを使った分析が非常に重要です。
まとめ:最低でも3か月~半年継続してMEO対策で自動的に集客できるようになろう!
今回は、MEOで集客できるためのロードマップについてお話ししてきました。
今回開設した内容を1つずつ取り組んで、量をこなしていけば確実にMEOだけで集客することを達成できるはずです。
まずは、3か月〜半年くらい長めにMEO対策を継続していきましょう。